疲れきったまま発信しているヨガ講師へ|疲れの原因は、本数ではなく与え方にあります

目次

疲れきったまま発信しているヨガ講師へ

こんにちは。ヨガコーチングの阿部海渡です。

今日は、
疲れきったまま発信を続けているヨガ講師に向けて、
疲れの原因の話をします。

先に結論です。

疲れの原因は、
レッスンの本数でも、
投稿の数でもありません。
与え方です。
「与えなければいけない」という思い込みが、
線を引けなくしている。
線を引けないから、
合わない人にも、
受け取る準備のない人にも、
同じだけ与えて、枯れていきます。

本数を減らしても、
投稿をやめても、
与え方が同じなら、
また疲れます。

今日は、
この構造がどこから来ているのか、
そして与え方をどう変えるのかをお話しします。

「ほぼ毎日レッスンに追われて、心身ともに疲弊した」

「ほぼ毎日レッスンに追われて、心身ともに疲弊した」

ある方は、
長く勤めた仕事を辞めて、
ヨガで食べていこうとしていました。

以前にも一度、
ヨガだけで生活しようとしたことがあります。

そのときは、
生活できるだけの収入を作ろうとすると、
ほぼ毎日レッスンに追われた。

心身ともに、疲弊した。

その方はこう言われました。

「大好きなヨガは、
嫌いになりたくない」

体力的にも、
同じ働き方はもうできない。

でも、
働き方の変え方が分からない。

この相談は、
形を変えて何度も来ます。

スタジオのレッスンを増やす人。
毎日リールを作る人。
公式LINEで毎日配信する人。

共通しているのは、
量を増やす方向にしか、
手が動かない
ことです。

本数を増やしても年収が上がらない理由は、
こちらに書きました。

ヨガインストラクターの年収のリアル|本業で食べていける人と、いけない人の違い

今日の話は、
その一つ手前です。

なぜ、
量を増やす方向にしか手が動かないのか。

そこに、
疲れの本当の原因があります。

疲れには、二つの種類がある

疲れには、二つの種類がある

疲れには、
二つの種類があります。

一つ目は、量の疲れ。

本数が多い。
移動が多い。
睡眠が足りない。

これは、
量を減らせば回復します。

二つ目は、与え方の疲れ。

ある方は、
こう話されました。

「人によっては、
ものすごく疲れてしまう。

喋っただけで、
だんだん疲れてきて、
もう限界と思って離れることもあれば、

逆に、
すごく元気になることもあります」

同じ1時間を過ごしても、
相手によって、
枯れることもあれば、
満ちることもある。

この疲れは、
本数を減らしても消えません。

1本のレッスンでも、
与え方が同じなら、同じだけ枯れる。

疲れきったまま発信している講師の多くは、
この二つ目の疲れが、
一つ目の疲れだと思っています。

だから、
休んでも回復しない。

本数を減らしたのに、
また同じところに戻ってしまう。

「与えなければ」という思い込みが、線を引けなくする

「与えなければ」という思い込みが、線を引けなくする

さきほどの方は、
感覚が敏感な方でした。

合わない場所には、
10秒もいられない。

空気が合わないと感じたら、
すっと離れることができる。

場所に対しては、
それができるのです。

ところが、
人に対してはできない。

合わないと分かっている人にも、
受け取る準備のない人にも、
全部を与えてしまう。

なぜか。

私はこう伝えました。

心の奥に、
「それを与えてやらなければ」という何かがある。

これが、
蓋です。

本当は、
自分が健康で、
いちばんいい状態で生きていくために、
線を引くことが必要です。

必要だと分かっているのに、
やろうとするとできない。

できない原因は、
心の中にあります。

この蓋が外れると、
「ここは線を引く」
「ここは与える」
という判断が、
自分でできるようになります。

線を引けないのは、
性格ではありません。

「与えなければいけない」という思い込みが、
判断の前に出てきているだけです。

相手が悪いのではない。受け取りたくて、枯れている

相手が悪いのではない。受け取りたくて、枯れている

ここで、
一つ大事なことを言います。

与えすぎて疲れる講師は、
相手を責め始めることがあります。

「あの生徒さんと話すと、疲れる」
「あの人は、もらうばかり」

でも、
その人が悪いのではありません。

その人は、
受け取りたいのです。
枯れているから。

講師が、
相手と一つになって元気にしようとする。

相手は、
一時的に元気になります。

ただ、
その人の根っこに自分を否定する気持ちがあると、
また枯れます。

枯れたら、
また充電しに来る。

その講師が疲れて離れたら、
別の人のところへ行く。

この繰り返しには、
終わりがありません。

講師が与え続けても、
相手は満たされない。

与える側が枯れて、
受け取る側も満たされない。

これが、
「与えなければ」の蓋がある講師に起きていることです。

与えるのではなく、自分で満たせるようにサポートする

与えるのではなく、自分で満たせるようにサポートする

では、
どう変えるのか。

私が伝えている方向は、
一つです。

与えるのではなく、
相手が自立して、
自分で自分を満たせるようにサポートする。

元気を配るのではない。

その人が、
自分で元気になれる状態まで、
一緒に歩く。

この違いは、
レッスンの形に、
そのまま出ます。

グループレッスンで、
毎回、
全員に元気を配る。

これは、
「与える」です。

配った元気は、
翌週にはなくなっています。

だから、
また来てもらって、
また配る。

講師は毎週枯れて、
生徒さんは毎週充電しに来る。

一方で、
一人の生徒さんの悩みの根っこだけ、
半年かけて一緒に見ていく。

これは、
「サポート」です。

根っこが変われば、
その生徒さんは、
自分で自分を満たせるようになります。

講師が配らなくても、
枯れなくなる。

与え方を変えると、
商品の形が変わります。

その話は、
あとでもう一度します。

周りを元気にしたいのに、自分を元気にしていない

周りを元気にしたいのに、自分を元気にしていない

与えすぎる講師には、
もう一つ共通していることがあります。

ある方のセッションのあと、
私はこう伝えました。

周りに光を与えたいのに、
自分に光を与えていない。

その方には、
自分への強い期待がありました。

その期待を満たさないとダメだ、
という信念です。

自分に厳しい。

これが、
蓋になっていました。

自分を裁いていると、
鏡のように、
できていない他人にも、
心の中で罰をつけてしまいます。

その罰が、
自然に光を放つことの妨げになる。

そこを許可できたら、
勝手に光を放ちます。

この話は、
ヨガの仕事に置き換えると、こうなります。

疲れきったまま発信している講師は、
自分に厳しい人が多い。

「もっと発信しなければ」
「もっと学ばなければ」
「もっと生徒さんのために」

自分への期待が高く、
満たせていない自分を裁いている。

裁いている間は、
自分に光が届きません。

自分に光が届いていない人が、
人に光を配り続ける。

枯れるのは、
当たり前です。

ある方は、
身近な人を救おうとして、
疲れ果てた過去を話されました。

救おうとしても、
実は無理で、
自分がまず自分を救う必要があった。

順番は、
自分が先です。

頑張りすぎる人が、受け取っているもの

頑張りすぎる人が、受け取っているもの

ここは、
少し耳の痛い話になります。

私がよく話す例があります。

休んでいいのに、
頑張りすぎて腰を痛めてしまう看護師の方の話です。

腰を痛めると、
周りから「大丈夫?」「頑張ってるね」と声をかけられます。

その承認で、
家庭で満たされていない寂しさが、
職場で埋まっていた。

本人は、
気づいていません。

ただ、
体は正直で、
腰を痛めることで承認を受け取り続ける行動が、
やめられなくなっていました。

考え方が変われば、
腰を痛める行動をしなくなり、
腰は治ります。

疲れきったまま発信している講師にも、
同じ構造がある場合があります。

「頑張っている私」でいることで、
何かを受け取っている。

毎日投稿している自分。
休まずレッスンしている自分。
生徒さんのために身を削っている自分。

その姿で受け取っているものがあると、
疲れていても、
やめられません。

これは、
責めるための話ではありません。

受け取っているものに気づくと、
別の方法で受け取れるようになる。

そのための話です。

疲れすぎているのに、周りの目を気にしている

疲れすぎているのに、周りの目を気にしている

さきほどの敏感な方に、
私は最後にこう伝えました。

役割を持って生まれてきていると思う。
思いっきり行ったらいい。

ただ、
疲れすぎている。

疲れすぎていると言いながら、
まだ周りの目を気にしている。

だから、
逆に振り切ってしまったらいい。

疲れきったまま発信している講師の多くも、
同じ状態です。

疲れている。
でも、
投稿をやめたら、
どう思われるか気になる。

レッスンを減らしたら、
生徒さんにどう思われるか気になる。

値段を上げたら、
嫌われるんじゃないかと気になる。

周りの目を気にしながら、
疲れを抱えたまま走り続ける。

振り切る、とは、
乱暴になることではありません。

「与えなければ」ではなく、
「与えたい人に、与えたいだけ与える」に、
基準を変えることです。

判断の基準を「いいか悪いか」から「やりたいか」に戻す順番は、
こちらに書きました。

「いいか悪いか」で選ぶ癖が、ヨガ講師の仕事を止める理由|「やりたいか」で選び直す順番

生徒さんが、講師にパートを続けさせている

生徒さんが、講師にパートを続けさせている

与え方の話は、
最後にお金の話につながります。

ある方は、
生徒さんの人生が変わるような経験が、
レッスンのたびに渡されていました。

それなのに、
生徒さんから「10万円払います」という言葉は出てこない。

私はこう伝えました。

結果として、
生徒さんが、講師にパートを続けさせているのです。

生徒さんを責める話ではありません。

講師が、
自分をほったらかしにしている。

人生が変わるほどの価値を渡しているのに、
その価値に見合う商品が、
出ていない。

出していないから、
生徒さんは受け取り方を知らない。

だから講師は、
安い値段で、
たくさんの本数で、
与え続けることになる。

これも、
「与えなければ」の蓋です。

与え方を変えるとは、
本気で変わりたい人に、
その価値に見合う形で、深く与えることです。

無料の投稿で与え続けても、
契約を取り続けることがかなり難しくなった理由は、
こちらに書きました。

ヨガ講師の集客方法の全体地図|最初の契約が決まるまでの時間で、4つの入り口を並べる

線を引いても、与えられる量は減らない

線を引いても、与えられる量は減らない

ここまで読んで、
こう感じた方がいるかもしれません。

「線を引いたら、
冷たい講師になるのではないか」

逆です。

私が講座の冒頭で、
いつも伝えていることがあります。

愛は、
枯れることがない。
いくら出しても出しきれず、
ただ増えていく。

枯れるのは、
愛ではありません。

「与えなければ」という義務で出しているものが、
枯れるのです。

線を引くと、
与えたい人に、
与えたいだけ出せるようになります。

義務で出していたときより、
深く、
長く、
渡せる。

私自身の働き方で言えば、
伴走しているお客様は10人ほどで、
月に20セッション。

1日2セッションなら、
稼働は月に10日です。

週4日から5日は、
自分のために使えます。

その時間で、
自分に光を当てる。

満ちた状態で、
次のセッションに向かう。

線を引くことは、
与えることをやめることではなく、
枯れずに与え続けるための順番です。

今日からできることを三つ書きます

今日からできることを三つ書きます

一つ目。合わない場所から離れるのと同じ判断は、人にも使える。

合わない空気の場所に10秒いられないなら、
その判断力はもう持っています。

人に対しても、
同じ判断を一回だけ使ってみてください。

「この人には、今は与えない」

一回で十分です。

二つ目。自分のヨガで、頑張らない。

痛みを与えていたら、
それはヨガではありません。

自分の練習で、
きついポーズを早めに抜ける。

70点の日は、
そのまま許す。

自分に光を当てる練習は、
ここから始まります。

三つ目。本気の人に深く与える商品は、一つでいい。

毎週元気を配る形から、
半年かけて根っこを一緒に見る形へ。

与え方を変えると、
疲れ方が変わります。

その形がパーソナルヨガです。

パーソナルヨガは、なぜ生徒さんにいちばん喜ばれるのか|悩みを根本から解決し、理想の未来まで一緒に歩くヨガ

ある方は、
講座のあとで、
こう話されました。

「ずっと忙しすぎて、
頑張って、頑張って、
疲れ果てていたのが、
すっきりと、心地よく、透明になった」

疲れきった状態は、
終わりではありません。

与え方を変える合図です。

よくある質問

疲れているのに、休めません。休むと不安になります。

休むと不安になるのは、「頑張っている私」で何かを受け取っているからです。その何かが分かると、別の方法で受け取れるようになり、休めるようになります。先に休もうとするより、先に「休むと何を失う気がするか」を一つ書き出してみてください。

線を引くと、冷たい講師だと思われませんか。

線を引いた講師のほうが、生徒さんから見ると安心です。毎回枯れている講師より、満ちている講師のほうが、深く関われるからです。線を引くことは、与えることをやめることではなく、与えたい人に深く与えるための順番です。

生徒さんがレッスンで元気になるのは、いいことではないのですか。

いいことです。ただ、講師が配った元気は翌週にはなくなり、生徒さんはまた充電しに来ます。それを続ける限り、講師は枯れ続けます。生徒さんが自分で自分を満たせる状態まで一緒に歩く形に変えると、講師も生徒さんも枯れなくなります。

発信を減らしてもいいのですか。

減らしてかまいません。無料の発信だけで契約を取り続けることは、かなり難しくなっています。発信を減らした時間で、本気の人に深く与える商品を一つ作るほうが、先に進みます。手段ごとの時間の見積もりは集客方法の全体地図に書きました。

この記事を書いた人

阿部海渡(あべ かいと)
株式会社ヨガコーチング 代表取締役。生徒の人生を変えるヨガコーチ育成専門家。ヨガでの収入が1万円ほどの時代を3年半経験した後、ビジネスの本質を学び、現在は週休4日・年商1000万円のヨガ講師として、屋久島で暮らしながら全国のヨガ講師をサポートしている。

ここまで読んでくださったあなたは、
ヨガを本気で仕事にしたい方だと思います。

私は、ヨガでの収入が1万円の時代を3年半経験してから、
週休4日・年商1000万円のヨガ講師になりました。

変わるきっかけは、
あるブログを読んで、
直感でメンターと契約したことでした。

契約して1ヶ月半後に、
100万円の売上が立ちました。

そのとき学んだビジネスの本質を
全9回の無料メール講座にまとめています。

課題提出制で、
提出された課題には、
私が直接メールでアドバイスをしています。

本気でヨガを本業にしたい方は、
ここから一歩を踏み出してみてください。

↓本気でヨガを本業にしたい人のための無料メール講座 登録はこちら↓
https://step.yoga-coaching.jp/p/s0rRAe5eMvPN?ftid=zH9YdDBg3Rck

\ FOLLOW ME /

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

株式会社ヨガコーチング 代表取締役 阿部海渡

お客様をヨガで幸せにしたいけれど、集客やセールスが苦手な稼げないヨガ講師の方向けに、ヨガビジネスの稼ぎ方を教えています。稼げないヨガ講師を、稼げるヨガコーチに育成しています。

目次