「まだ自信がない」まま、ヨガを教えていい理由|完璧になってから、は順番が逆です

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「まだ自信がない」まま、ヨガを教えていい理由

こんにちは。ヨガコーチングの阿部海渡です。

体験セッションで、
いちばんよく聞く言葉があります。

とにかく、
ざっくり言うと、
自信がないんです。

資格は取った。

講座も受けた。

自分でプログラムまで作っている。

それでも、
「実績もない」
「あれもできない」
「これも足りない」
が止まらない。

だから、
もう少し学んでから始めようと思っている。

今日は、
この方に向けて書きます。

先に結論です。

自信は、教える前にはつきません。
教えたあとにつきます。

完璧な指導者になってから仕事にする。

これは、
順番が逆です。

なぜ、ヨガ講師は「まだ自信がない」と感じるのですか?

なぜ、ヨガ講師は「まだ自信がない」と感じるのですか?

話を聞いていくと、
理由はだいたい同じです。

他の人の基準で、
自分を測っているからです。

周りには、
アーサナが美しい人がいる。

解剖学に詳しい人がいる。

何十年も練習している人がいる。

その人たちと並べて、
自分は足りない、
と感じている。

けれど、
その人たちの得意と、
あなたの得意は、
もともと別のものです。

体の動かし方を深く学びたい人は、
解剖学に詳しい講師のところへ行きます。

それでいいのです。

あなたのところに来るのは、
あなたが教えられることを求めている人です。

比べる相手を間違えると、
いくら学んでも自信はつきません。

学ぶほど、
上には上がいると分かるからです。

自信がない、には2種類あります

自信がない、には2種類あります

私はいつも、
2つに分けて考えてもらいます。

1つは、
本当に足りていない部分。

もう1つは、
足りていないと思い込んでいるだけの部分。

本当に足りていない部分は、
外から受け取ればいい。

学べば埋まります。

問題は、
後者です。

話を聞いていくと、
ほとんどがこちらです。

ヨガの指導力は、
もうある。

その人がこれまで生きてきた中で、
にじみ出ているものも、
もうある。

それなのに、
本人だけが「まだ足りない」と言っている。

思い込みの部分は、
学んでも埋まりません。

足りていないのではなく、
足りていると認めていないだけだからです。

「完璧になってから」は、なぜ順番が逆なのですか?

「完璧になってから」は、なぜ順番が逆なのですか?

指導のスキルが上がる瞬間は、
決まっています。

本気の生徒さんの悩みに、
自分の今の力では解決できない場面でぶつかったときです。

どうすればこの人は変われるのか。

そこで考え抜いて、
助けに行く。

そのときに初めて、
スキルが上がります。

練習会では、
この場面は来ません。

本気で変わりたい人が目の前にいて、
その人の人生がかかっているから、
こちらも本気で考えるのです。

つまり、
教えるから、上手くなる。

上手くなってから教えるのではありません。

完璧になるまで待っている人は、
スキルが上がる場面そのものを
自分から遠ざけています。

待っているかぎり、
自信は一生つきません。

シークエンスを完璧にしてから、と考えていませんか?

シークエンスを完璧にしてから、と考えていませんか?

ある体験セッションでの場面です。

まだ自分のヨガが完璧じゃない。

シークエンスを作るのも、
どうなのかと考えてしまう。

そうおっしゃる方に、
私はこう聞きました。

そのシークエンスをやったら、
お客様はどうなると思いますか。

少し考えて、
返ってきた答えはこうでした。

多分、自己満足だと思います。

その答えが自分で出せるなら、
もう十分に内側を見られています。

準備を完璧にしたいのは、
お客様のためではありません。

自分が安心するためです。

そして、
最初の生徒さんこそ、
あらかじめ決めた流れでは教えられません。

始めたばかりの方ほど、
自分の体のことが分かっていないからです。

目の前のその人を見て組む。

だから、
始めたばかりの講師ほど、
グループよりマンツーマンのほうが向いています。

→ 講師歴が短いヨガ講師ほど、パーソナルヨガを提供すべき理由

全部できる講師には、仕事がありません

全部できる講師には、仕事がありません

自信がない方ほど、
全部できるようになろうとします。

アーサナも。

解剖学も。

呼吸法も。

哲学も。

けれど、
考えてみてください。

肩を痛めたとき、
あなたはどちらの病院に行きますか。

何でも診てくれる病院か。

肩が専門の病院か。

ほとんどの方は、
肩の専門を選びます。

ヨガも同じです。

全部まんべんなくできる人は、
誰のための講師なのかが伝わりません。

だから、
仕事になりにくい。

考える順番は、
こちらです。

自分が今できること。
それを求めている生徒さんは、どこにいるか。

足りないものを数える前に、
すでにあるものを数えてください。

知らないことを聞かれたら、どうするのですか?

知らないことを聞かれたら、どうするのですか?

ここがいちばん怖いところだと思います。

生徒さんに、
答えられない質問をされたらどうしよう。

答えは簡単です。

そのときに、
一緒に考えればいい。

あなたのところに来る生徒さんは、
あなたが教えられることを求めて来ています。

あなたが知らないことは、
その人には必要ない。

生徒さん自身も、
それを分かって申し込んでいます。

それでも必要になったら、
調べて、考えて、次の回に持っていく。

その積み重ねが、
さきほどの「スキルが上がる場面」です。

ただし、
病名がつくような領域は別です。

そこは医療の仕事です。

ヨガ講師がやるのは、
その人の心と体を整え、
人生を前に進めることです。

「ちょこちょこですけどね」が、いちばんの蓋です

「ちょこちょこですけどね」が、いちばんの蓋です

別の体験セッションでの話です。

何十年も前にヨガに出会い、
ここ数年は毎日練習している方がいました。

その方は、
ご自分の経歴を話したあと、
こう言い添えました。

ちょこちょこですけどね。

私は、
そこを指摘しました。

その「ちょこちょこですけどね」を言ってしまうところ。
そこが、今日お話ししている部分です。

長く続けてきたことを
自分の口で小さくしてしまう。

謙遜のつもりでも、
それは生徒さんにそのまま伝わります。

講師が自分を小さく言えば、
生徒さんも、
その講師から受け取るものを小さく見積もります。

自信は、
何かを足して作るものではありません。

すでにあるものを
小さく言うのをやめるところから始まります。

自信がないのは、商品のせいのこともあります

自信がないのは、商品のせいのこともあります

もう一つ、
見落とされやすい原因があります。

今もパーソナルレッスンをしているけれど、
お客様に何をしてあげたらいいのか分からないときがある。

だから、
長く伴走する契約をいただいても、
導ける自信がない。

そういう相談もよく受けます。

この場合、
原因はスキルでも、
引き出しの数でもありません。

商品です。

単発のレッスンには、
理想の未来がはっきりした本気の人が来にくい。

目的がはっきりしていない人を前にすれば、
誰がやっても、
何をすればいいか見えなくなります。

あなたの力が足りないのではありません。

何を目指すのかが決まった人に、
何を目指すのかが決まった商品で向き合う。

そうすると、
やることはお客様が教えてくれます。

→ ヨガ講師の商品設計の4段階|お客様が信じている原因を書き換えると売れる

「もっと学べばいける」の正体は、何ですか?

「もっと学べばいける」の正体は、何ですか?

自信がない方の多くは、
学ぶことが好きです。

そして、
学ぶ力もあります。

だからこそ、
こう考えます。

自分にはまだ何か新しいものがないと、
自分の最高のものは出せない。

この考えそのものが、
蓋になっています。

正体は、
完璧主義です。

完璧主義の人は、
軸が自分の外にあります。

きちんとできているか。

どう思われるか。

それを基準に動くので、
いつまでも「まだ足りない」が終わりません。

体験セッションでも、
「きちんとできていないんじゃないか」と心配される方がいます。

私から見れば、
十分にできています。

できていなければ、
私はちゃんとそう伝えます。

頭の中の「できていない」と、
実際にできているかどうかは、
別のものです。

では、何から始めればいいのですか?

では、何から始めればいいのですか?

やることは3つです。

上から順にやってください。

1. 自分が今できることを書き出す

他の人と比べないでください。

資格の名前ではなく、
「これなら人の役に立てる」と思えることを書きます。

小さく言いたくなったら、
そこで止めてください。

2. それを求めている人を1人決める

誰に教えるのかを
1人の顔が浮かぶところまで決めます。

全員に向けて教えようとすると、
また全部できるようになろうとしてしまいます。

3. 教える日を先に決める

準備ができたら教える、
ではありません。

日付を先に入れて、
その日までに準備をします。

日付がないかぎり、
準備は終わりません。

自信は、いつつくのですか?

自信は、いつつくのですか?

教えて、
本気の生徒さんの悩みにぶつかって、
その人が変わったのを見たときです。

そのとき初めて、
自分にもできた、
と思えます。

順番はいつも、
こちらからです。

教える。
ぶつかる。
乗り越える。
自信がつく。

自信がついてから教えようとしている人は、
この順番の一つ目を飛ばしています。

だから、
何年経っても始まりません。

自信がないのは、
あなたが本気で生徒さんのことを考えている証拠でもあります。

その本気を
準備ではなく、
目の前の一人に使ってください。

よくある質問

解剖学に詳しくありません。体の不調を相談されたら困ります。

そのときに、一緒に考えれば大丈夫です。あなたのところに来る方は、あなたが教えられることを求めて来ています。体の理論を深く求める方は、それに詳しい講師のところへ行きます。ただし、病名がつくような領域は医療の仕事です。そこは医療につないでください。

周りの講師のほうが、どう見ても上手です。

その方たちと、あなたが教えられることは別のものです。比べる相手を間違えると、いくら学んでも自信はつきません。見るべきなのは周りではなく、あなたが教えられることを求めている人がどこにいるか、です。

もっと学んでから始めたほうが、生徒さんに失礼がないのではないですか?

逆です。指導のスキルが上がるのは、本気の生徒さんの悩みに、今の力では解決できない場面でぶつかったときです。学んだことは、教える場があって初めて使えるようになります。学ぶのは、教えながらで間に合います。

自信がないまま、長い期間の契約をいただいていいのでしょうか?

自信のなさと商品は、分けて考えてください。単発のレッスンで「何をしてあげたらいいか分からない」と感じるのは、多くの場合スキルではなく商品の問題です。何を目指すのかが決まった方と長く向き合うほうが、やることははっきりします。

この記事を書いた人

阿部海渡(あべ かいと)
株式会社ヨガコーチング 代表取締役。生徒の人生を変えるヨガコーチ育成専門家。ヨガでの収入が1万円ほどの時代を3年半経験した後、ビジネスの本質を学び、現在は週休4日・年商1000万円のヨガ講師として、屋久島で暮らしながら全国のヨガ講師をサポートしている。

ここまで読んでくださったあなたは、
ヨガを本気で仕事にしたい方だと思います。

私は、ヨガでの収入が1万円の時代を3年半経験してから、
週休4日・年商1000万円のヨガ講師になりました。

変わるきっかけは、
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この記事を書いた人

株式会社ヨガコーチング 代表取締役 阿部海渡

お客様をヨガで幸せにしたいけれど、集客やセールスが苦手な稼げないヨガ講師の方向けに、ヨガビジネスの稼ぎ方を教えています。稼げないヨガ講師を、稼げるヨガコーチに育成しています。

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