結論から言うと、
お客様の気持ちを理解していないからです。
パーソナルヨガの価格が低いということは、
今ついているお客様は
「安いから、ヨガやろうかな」という気持ちで
レッスンを受けているということです。
パーソナルヨガが１回のセッション当たり
１万円以下なら、ほぼ確実に
安いからやっている人ばかりです。
なぜなら、
１回１万円で、
本当に結果が出るとは思わないからです。
逆に言うと、
ヨガで身体が本当に整うとか、
心の悩みが解決するとか、
そこまでの期待をしていない人たちを
集めてしまっているのです。
だから、
安いパーソナルヨガを教えていると、
お客様にヨガ哲学の話をしても
素直に心を見つめることができません。
アーサナ等の練習で、
体の間違った使い方を指摘しても、
すぐに直そうとしません。
それは、
あなたという先生のもとで学ぶことで、
人生を豊かにしよう、という決意をしていない証拠です。
素直に指導者の話を聞けないので、
きちんと聞いていれば治る腰痛も治りません。
ネガティブ思考や、
他責思考といった
自分を不幸にする考え方も、治りません。
つまり、
安いパーソナルヨガを売っても、
結果が出ないということです。
私のクライアントは
パーソナルヨガを年間５０万円に上げた瞬間から、
お客様の結果が出るようになったと言います。
なぜなら、
５０万円も一括でお金を払うくらい、
本気の人を相手にしているからです。
しかし、
１回１万円程度のパーソナルヨガであれば
居酒屋の飲み代程度なので、
「安いし試しにやってみようかな」くらいの気概で
取り組む人がほとんどです。
結果が出ないので、
リピートにもなりません。
リピート戦略が取れないと、
新規顧客の集客に忙しく走り回らなければなりません。
また、
薄利多売のビジネスをやっている限りは
稼げるようにはならないので、
お金と時間がなくなっていき、
いつかヨガを本業にするのをあきらめることになります。
本気のお客様は、高額のパーソナルヨガを信頼する
冒頭で、
パーソナルヨガの価格を上げられない理由は、
お客様の気持ちを理解していないからと言いました。
お客様は、
安い価格の商品には、結果を期待しません。
逆に言うと、
高い価格の商品には、結果を期待します。
エルメスのバーキンが売れる理由と同じで、
お金がある人は、
高額の商品の方が、価値が高いと考えます。
５０万出すんだから、元を取れるくらい、
しっかり学ぼう、結果を出そう、
という気持ちになります。
だから、
高額のパーソナルヨガ商品を売り始めると、
本気でヨガで身体や心を整え、
理想を実現したい人だけが集まってきます。
しかし、
多くのヨガインストラクターは
稼げていない仲間が多いので、
無意識のうちに
「安い方が売れるだろう」という思い込みを
抱えるようになります。
５０万のパーソナルを買う人なんて、
この世にはいないだろう、と
勘違いしているわけです。
これが、
ヨガインストラクターが
パーソナルヨガの
値段を上げられない理由です。
では、どうすれば
値段を上げられるようになるのでしょうか？
それは、
一度高額のパーソナルヨガを売ってみることです。
どういうことかというと、
例えば、５０万円の商品を作って、
実際にクロージングしてみるということです。
５０万円のパーソナルヨガを喜んで買う人は、
どんな人かというと、
身体や心に悩みを抱えていて、解決したいと願っている人です。
そういうお客様がいるなら、
まず売ってみることです。
そうすると、
売れるかもしれません。
その方の悩みが消える未来を見せてあげて、
そこに連れていく１年間のパーソナルヨガです、
月２回のセッションに、チャットのサポートも付けるので、
一緒に頑張ってみませんか？と
クロージングしてみるのです。
そうすると、
売れるかもしれません。
一人に売れたら、
今月は５０万円の売り上げです。
もし二人に売れたら、
月収１００万円です。
それだけお金を出す人は、
本気で人生を変えたいと思っている人なので、
あなたの話を真剣に聞いて、
間違った身体の使い方や、
考え方を直す素直さをもっています。
だから、１年後には、
約束した理想の未来が実現しています。
結果が出ると、
人はさらに遠い理想が目に入るので、
継続契約をお願いされるようになります。
５０万円の商品をクロージングすると、
買ってもらえないこともあるでしょう。
しかし、
きちんと売ってあげないと、
５０万円で人生を変える１年の商品がある、
ということをお客様は知ることができません。
商品があることを教えないということは、
人生を変えるチャンスがあるのに、
その人にチャンスを与えていないということです。
ヨガで人生が変わってきたインストラクターは
よく自分のダルマの話をしますが、
高額商品を売ってあげれば、
人生が変わるチャンスを与えられるのに、
それを与えないというのは、ダルマに沿っていると言えるでしょうか。
私は、
言えないと思います。
もし、
５０万円の商品をクロージングしてみて、
買ってもらえなかったときは、
「どうしたら、買ってもらえますか？」と聞いてみてください。
そうすると
例えば「月２回だと心配だから、月３回がいいです」
と言ってくれるかもしれません。
そのときは、
セッションを月３回にしてあげてください。
そうすれば、それならやります、と
買ってもらえるかもしれません。
５０万円の商品を売ってみることに、
実はリスクはありません。
売ってみて、売れたら契約が取れて、
５０万の収入と本気のお客様がつきます。
内観を通して、
共に成長していく仲間になるでしょう。
もし売れなければ、
商品に足りないものを教えてもらえます。
サポート内容が足りないなら、サポートを充実すればいいし、
理想の未来がワクワクするものでないなら、
もっとワクワクする未来を含めてあげればいいのです。
そうやって、
商品の価値を高めていきます。
しかし、
値段を上げられず悩むヨガインストラクターは、
お客様の気持ちを知ろうともせず、
自分の頭で「これは価値が低い」とか、
「こんなものは売れないだろう」と、
判断してしまいます。
お客様はあなたを信頼しているかもしれないのに、
その気持ちを聞かないという理由で、
ヨガを本気で学び、
人生を変えるチャンスを掴めないのです。
チャンスを与えるためにヨガインストラクターになったのに、
自分が断られるのが怖いという理由で
高額商品を売っていないのです。
断られる恐怖は、
ただのプライドです。
ビジネスとは、
物々交換です。
自分がたくさんのお金と時間を投資して
手に入れたヨガの指導力や、
自分の時間、エネルギーを提供する。
その対価として、お金を受け取るのがビジネスです。
断られるのが怖くて
高額商品をクロージングできない人は、
断られること、嫌われることだと思っています。
しかし、これは大きな間違いです。
断られるということは、
ただ、そのお客様は
その商品を求めていなかっただけです。
私は、
１０万円のオーダーメイド枕は買いません。
なぜなら、
毎日眠れているからです。
しかし、
毎日不眠に悩まされている人は、
１０万円のオーダーメイド枕に
投資します。
なぜなら、
悩みを解決してくれて、
理想の未来に行けると感じるからです。
断られることも勉強だと思って
高額商品を売ると決めるヨガインストラクターは、
稼げるようになります。
なぜなら、
お金を出してでも、
ヨガで人生を変えたいと言う人を
集めることができるからです。
しかし、
売ることができない限り、
稼げるようにはなりません。
ぜひこの内容を理解して、
稼げるヨガインストラクターになってくださいね。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
